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INTERVIEW
2026.07.01
7人の若手注目アーティストによる展覧会が大丸東京店で開催! / 出展作家7名の原風景についてインタビュー
大丸東京店10階ART GALLERYでは、2026年7月1日(水)〜7月14日(火)の期間、若手注目アーティスト7名による展覧会「7sceneries 2026」(セブンシーナリーズ 2026)を開催します。
7名の出展作家に同じ質問をぶつけ、それぞれの創作にまつわる〈風景〉について聞きました。
「7sceneries 2026」と題する 本展では、アーティストの表現する世界を、その目線を通してしか見ることができない一つのシーン(景色)と捉え、それぞれの目が紡ぎ出す景色が一つの空間に広がります。
#太田桃香
Q1 あなたにとっての原風景
田んぼ道
Q2 風景を描くとき、もっとも大切にしていること
いつでも素直に風景を見られるように健康でいること!
Q3 ご自身の作品の中で最も印象的だと感じる色
作業着や筆を洗う水場は圧倒的に緑ですが、最近はピンクや明るい紫色だと思います。
Q4 光や空気感を表現するときに大切にしていること
音楽を聴いて自然に体を揺らしながら描くこと。
Q5 作品に込める季節や時間帯のこだわりはありますか
新しい季節の始まりは作品に表れる色が変わります。
Q6 風景を描きたいと思う瞬間は、どんなときですか
散歩している時
Q7 今後描きたい、描き続けるだろう風景
散歩をしながら見ている田園

太田桃香「新しい日」 145.5×112㎝ 2026 Oil on canvas
太田桃香
1997年静岡県生まれ。
2020年京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)美術工芸学科油画コース卒業、2022年愛知県立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。現在は茨城県取手市の共同スタジオ「スタジオ航大」を拠点に活動する。
山や道、植物といった日常的な風景を起点とし、そこに流れる光、気温、湿度といった身体的な感覚を、色彩の重なりと筆致によってキャンバスに定着させる。対象の具体的な輪郭を追うのではなく、絵具の層を丹念に重ねることで、記憶の中にある曖昧な風景の広がりや静謐な空気感を表現する。
◆主な展示歴:2025年 個展「余計な散歩」(AWASE gallery)、2024年個展「心地よいドライブ」GALLERY MERROW(東京)、2023年「太田桃香 作品展」銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前(東京)
アートフェア2025年「Tokyo Gendai」Kaikai Kiki Gallery(東京)、2025年「Frieze Seoul 2025」Kaikai Kiki Gallery(韓国)など。
#川邉ありさ
Q1 あなたにとっての原風景
実家の庭と、その隣に広がる竹藪です。子どもの頃は竹藪に入って探検したり、筍を掘ったり、焚き火で焼いたお芋を食べたりして過ごしていました。また、自宅の窓から見える風景を何度もスケッチしていたことも印象に残っています。
Q2 風景を描くとき、もっとも大切にしていること
私はアンティーク写真をモチーフに作品を制作しています。その際に大切にしているのは、単に景色が美しいということではなく、その風景の中に流れる人々の時間や関係性が感じられることです。そうした物語性が見える写真を選ぶようにしています。
Q3 ご自身の作品の中で最も印象的だと感じる色
白黒写真に写る人物のパーソナリティを想像しながら糸の色を選んでいます。人物にふさわしい衣服の色が定まったときは、自分の中でも特に印象深く残ります。
Q4 光や空気感を表現するときに大切にしていること
もともと彫刻を学んでいたこともあり、糸の向きや光の当たり方で立体感を出す意識しています。また人体の立体感だけでなく、その周囲に広がる空気感や空間そのものを表現することを大切にしています。
Q5 作品に込める季節や時間帯のこだわりはありますか
特にありませんが、光が人物に適度に当たっている写真を意識しています。
Q6 風景を描きたいと思う瞬間は、どんなときですか
集めてきた多くのアンティーク写真の中から、自分の現在のライフステージと重なるような情景を見つけたときに、「この写真を作品にしたい」と感じます。
Q7 今後描きたい、描き続けるだろう風景
かつての人々が生きてきた人生の中の風景と、現代を生きる私たちが見ている風景の両者を作品の中で結びつけることで、時間や国境を超えた共通の物語が立ち上がる瞬間をつくり続けたいと思っています。

河邉ありさ Unsung memory -First meeting- 57.5×57.5×2㎝ 2025 ポリエステルオーガンジーにプリント/刺繍/写真/木枠
川邉ありさ
三重県出身。日本大学芸術学部美術学科彫刻コース卒業、同大学院造形芸術専攻博士前期課程修了。卒業後ドイツの州立カッセル芸術大学(Kunsthochschule Kassel)へ研究生として留学。
彫刻を出発点としながら、現在は育児をきっかけに刺繍を主軸に据え、「衣服」や「記憶」「身体」をテーマに制作する。支持体の上に複数の時間軸や断片的なイメージを再構成していく重層的な画面作りは、彫刻の制作で培われた空間把握能力と、素材に対する深い洞察に基づいている。
滋賀県立陶芸の森やメルボルンBHCACでのアーティストインレジデンスへの参加や、2025年には「Artist New Gate」、「Independent Tokyo2025」でグランプリ、「Idemitsu Art Award 2025」での入選など、着実に実績を重ねている。
◆主な展示歴:2025年「Idemitsu Art Award展 2025」(国立新美術館)、2024年「JK-Gコンペティション」(Bisunjae Gallery/ソウル)
◆主な受賞歴:2025年Artist New Gate グランプリ、2025年Independent Tokyo2025グランプリ2025年 Idemitsu Art Award 2025 入選
#高戸蒼月
Q1 あなたにとっての原風景
幼少期の頃から住んでいた家での記憶や、普段の日常の中での実際の出来事、記憶や出来事をもとに想像した妄想的風景などです。
Q2 風景を描くとき、もっとも大切にしていること
何度も繰り返し思い出したり、実際にないもの(風景)を絵に描き起こす時は自分が納得出来るまで描き続けることです。
Q3 ご自身の作品の中で最も印象的だと感じる色
青色や緑色、こげ茶や灰色など日常でよく目にする色だと思います。
Q4 光や空気感を表現するときに大切にしていること
何度も層を重ねていくなかで綺麗な色はなるべく残そうとしたり、残す時に引っ張られないように画面を観察しながら描くことを大切にしています。
Q5 作品に込める季節や時間帯のこだわりはありますか
実際の出来事や体験、記憶をモチーフとして制作していますが、画面上では季節感は特に影響していないと思っています。こだわりはあまり無いのですが朝よりも夜の絵を描くことが多いと思います。
Q6 風景を描きたいと思う瞬間は、どんなときですか
美しい風景や、その記憶を残しておきたい時に絵を描きたいと思います。
Q7 今後描きたい、描き続けるだろう風景
いま描き続けている絵はずっと描き続けていきたいと思っています。今後生きていくなかで描き続けたい風景の絵が増えるように、色々な経験をしていきたいと思っています。

高戸蒼月花「無機質な蝶」33.8×24.2㎝ 2026 Oil on canvas
高戸蒼月花
大阪府出身。2020年に京都芸術大学(旧・京都造形芸術大学)を卒業後、2022年に同大学院芸術研究科修士課程を修了。現在は大阪を拠点に活動する。
幼少期からの記憶にある「家」や「出来事」を起点に、個人的な物語を再構築する緻密な画面を構築する。薄く塗り重ねられた色彩と 繊細な描き込みによって、忘却されゆく過去と現在を繋ぎ止めるための装置のような世界観を提示。不在であることの寂寥感と、それを愛おしむような慈しみが共存する。
若手作家の発掘イベント「ARTISTS' FAIR KYOTO」への選出や、京都岡崎 蔦屋書店での個展開催など、発表の場は常に高い関心を集める。伝統的な絵画技法を土台に、個人の内面世界を普遍的な物語へと昇華させる表現は、アートマーケットにおいても注目を集め始めている。
♦主な展示歴:
2022年 「アートアワードトーキョー 丸の内2022」(東京)、2022年 個展 「照らして歩いて確かめる」(京都岡崎 蔦屋書店)、2022年「ARTISTS' FAIR KYOTO 2022」、2022年、「session, doorway」 BEAK 585 GALLERY (大阪)、2025年「耳をそばだてる、目の中で絵を描く」 BEAK 585 GALLERY (大阪)
#田中尚子
Q1 あなたにとっての原風景
私のペインティングは、メキシコで見た壁画を切り取ったような感覚で描いています。なので風景と言われるとまずメキシコで見てきた壮大な壁画が目に浮かび、それが自分の制作の軸となっています。
Q2 風景を描くとき、もっとも大切にしていること
描きたいものが決まると、構図と色をまず考えます。その時に先述の通り、壁画を切り取ったような絵を描くという感覚を心掛けていて、そうしないと白いキャンバスを前にして手があまり進みません。
Q3 ご自身の作品の中で最も印象的だと感じる色
年を重ねるにつれて、一見シンプルな色の力強さや美しさに惹かれるようになりました。作品に出てくる馬の色も赤、青、黄色などの基本の原色が多いです。でも密かに数年前からマイブームな色は、ダンデライオンという少しだけ緑がかった黄色で、この色は少しだけ忍ばせたりすることが多く、ほぼ全ての作品に使っています。
Q4 光や空気感を表現するときに大切にしていること
アクリルの色を重ねても、常に透明感を残すようにしています。マットな質感の部分と、グラデーションのある部分を両方キャンバスに入れて、不思議な対比を出すのも好きです。
Q5 作品に込める季節や時間帯のこだわりはありますか
昔メキシコに住んでいた時の影響で私の絵は夏の印象が強い気がします。カラッとした気候に色づかい、そして少しだけ仄暗さも相まって、東京で描いていてもどこか暖かい国の作品のようだと感じます。
Q6 風景を描きたいと思う瞬間は、どんなときですか
普段の生活の中で見たり聞いたりしたことがきっかけで着想を得た時に、脳裏に形と色が浮かびます。それをキャンバスに落としていく作業の繰り返しです。
Q7 今後描きたい、描き続けるだろう風景
馬は自分のシグニチャーとしてずっと描き続けると思います。ちょうど昨日、デイビッド・ホックニーの訃報が報じられましたが、生前、彼が愛犬のダックスフンドを描いたペインティングで埋め尽くされた壁の前に、愛犬二匹を両脇に抱えてアームチェアに座っている写真があり、それを数年前初めて見た時にとても勇気をもらいました。その頃自分が馬ばかり描いていることに少し悩んでいたのですが、それを見て吹き飛びました。まだまだ全然描いていないのにこの時点で悩む必要はないなと。こんなふうに壁を埋め尽くせるくらい描いて、やり切った時にまた違うものが見えてくるということに気付かされました。

田中尚子「Mosto」 60.6×50㎝ 2026 Acrylic and embroidery on canvas
田中尚子
東京都出身。10歳まで米国カリフォルニア州で過ごし、上智大学国際教養学部を卒業。多文化的なバックグラウンドを持ち、特定のジャンルに縛られない自由な感性で活動する。
パンチニードルによる刺繍やセラミック、アクリル画など、素材を横断しながら「都市に宿る自然」や「生命の躍動」をテーマに制作する。中南米の文化や手仕事の質感に触発された、力強くも装飾的なフォルムが特徴。刺繍作品では、糸の重なりによって画面に物理的な奥行きと時間的な厚みを与える。
渋谷PARCO内の「OIL by 美術手帖」や日本橋三越などのライフスタイルとアートが交差する場での発表を精力的に行う。在日メキシコ大使館や日本橋BnA WALL など国内外での壁画制作に加え、unico(ウニコ)とのファブリック製品開発など企業とのコラボレーションなど日常空間や都市を彩るプロジェクトにおいてもその才能を発揮している。
◆主な展示歴:2026年個展「Asphalt Meadows」(THE LOOP GALLERY 、EVERANDART 共同展)、「Futuros Ancestrals」(Synonym Gallery/メキシコシティ)、2025年個展「Summer Skin」(e2 Gallery)、2024個展「CITY BOTANICS」(OIL by 美術手帖ギャラリー)
#ティファニー・ブエル
Q1 あなたにとっての原風景
日本とフランス
Q2 風景を描くとき、もっとも大切にしていること
風景画を描く上で私が最も気に入っているのは、抽象と具象をいつでも切り替えられる点です。私は、不均衡と均衡を同じ空間の中に共存させるのが好きです。
Q3 ご自身の作品の中で最も印象的だと感じる色
暖色系の色は私の作品において重要な役割を果たしています。
Q4 光や空気感を表現するときに大切にしていること
私は色を個々の色として捉えるよりも、むしろ色調の範囲として捉えることが多いです。
Q5 作品に込める季節や時間帯のこだわりはありますか
私は特に、気温が穏やかでそよ風が吹く季節の変わり目が好きです。仕事をするなら、光がゆっくりと昇り、スタジオ全体に広がる早朝の時間帯が気に入っています。
Q6 風景を描きたいと思う瞬間は、どんなときですか
長い間閉じこもっていると、風景画を描きたくなることがよくあります。それは私にとって、現実から逃避し、息抜きと自由を感じられる場所を見つける方法なのです。
Q7 今後描きたい、描き続けるだろう風景
私は、記憶を宿す廃墟の風景を描きたい。それらは、人々の営みと時の流れを証言しています。

ティファニー・ブエル「silent Hill II 〈Odessa〉」 70×70㎝ 2026 Acrylic on canvas
ティファニー・ブエル
フランスと日本にルーツを持ち、パリを拠点に活動するアーティスト。
初期の抽象表現を経て、現在は植物や動物、そして夢幻的な世界を探求している。毎年夏に訪れた書家であった日本人の祖父のもとで育まれた所作は、彼女の絵画に深く刻まれ、伝統を現代的かつ工業的な手法で再解釈している。共感覚を持つ彼女は、音に形と色を知覚し、それをキャンバスへと映し出す。
2025年、アルツハイマー病でフランス人の祖母を亡くしたことを契機に、時間と記憶、さらに現代の消費の影響について思索を深める。2025年に発表したシリーズでは、幼少期を過ごした佐賀で彼女を取り巻いていた絶滅した昆虫の幻影や、埃をまとった段ボールの山々が現れる。現在は2010年以降に日本を襲った自然災害と気候変動に関するリサーチを進めている。
2018年、メゾン・モワナ(LVMH)とのコラボレーションで注目を集める。2025年にはエルメスの店舗として最大規模であるパリセーブルバビロン店のウィンドウディスプレイの空間構成を手掛けた。2026年現在、ヨーロッパ各国に加え、パキスタン、香港、日本で作品が発表されている。
#栃原比比奈
Q1 あなたにとっての原風景
子どもの頃にたまたま迷い込んだ森の中。
Q2 風景を描くとき、もっとも大切にしていること
あれこれと出来事やモノの細部にこころを奪われることなく、絵画の地平に立って風景を感じることが、風景を描く時に心がけていることです。感じてから描き終わるまではこころの動くまま勝手にやらせるようにしています。
Q3 ご自身の作品の中で最も印象的だと感じる色
不思議な色使いですねとよく言われます。不思議なつもりはないのですが、絵が完成するまでにいろんな色に変化するので、そのわずかな「痕跡の色」が鑑賞者に不思議さを感じさせるのかもしれません。ひと言で何色と言いにくいところが印象的なのではないかと思います。
Q4 光や空気感を表現するときに大切にしていること
自分だけで描こうとしない。身体ごと身軽になる。自分自身が空洞になったイメージで、描く時だけは何も考えないことが一番大事だと思っています。
Q5 作品に込める季節や時間帯のこだわりはありますか
特にないですが、風景が絵になるために、ふと季節や時間帯を感じることはあります。
Q6 風景を描きたいと思う瞬間は、どんなときですか
疲れた時。たとえば、人をテーマにした絵を描いた後は風景が描きたくなります。
Q7 今後描きたい、描き続けるだろう風景
朝目覚めて生きていることを実感して絵を描く。その日の私が自分の描いた絵に対して「出会えた」と思って筆を置く。穏やかな気持ちで日々描く絵を受け留める。そのようにして生まれる絵をずっと描いていきたいと思います。

栃原比比奈 「二切れのスイカ / Two slices of watermelon」 60.6×50㎝ 2025 Oil on canvas
栃原比比奈 
東京都出身。多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。大学卒業後、サンエックス株式会社に就職しキャラクターデザイナーとしてキャリアを積む。その後、沖縄の御嶽を巡るなどの放浪生活を経て、2022年より現在のスタイルを確立。
禅の思想を背景に下描きなしでその瞬間の感覚を捉える画風は、爽やかなエネルギーに満ち、迷いのない筆致と自由に画面を駆け巡るブラッシュストロークは、生命の輝きや時間の移ろいを鮮烈に描き出す。
デザイナー時代に培われた観察力や好奇心と、根源的な身体性が融合した表現が特徴。現在は大阪の「BEAK 585 GALLERY」での個展を中心に、横浜を拠点に活動する。2016年のシェル美術賞(現・Idemitsu Art Award)での入選など、のびやかなタッチと独特な色彩感覚で紡ぎだされた絵画的調和は高く評価されている。
◆主な展示歴:2026年 アートフェア東京2026出展、2025年 個展「The Other Side」(BEAK 585 GALLERY)、2024年 個展「めがみたこと」(BEAK 585 GALLERY)、2016年 「シェル美術賞」(国立新美術館)。
◆主な受賞歴:2001年 多摩美術大学卒業制作 福沢一郎賞、2016年 シェル美術賞2016 入選。
#花房紗也香
Q1 あなたにとっての原風景
生まれ育った家(今はありません)
Q2 風景を描くとき、もっとも大切にしていること
色合い
一色の緑ではなく、無数の緑が滲み合っているようなイメージ
Q3 ご自身の作品の中で最も印象的だと感じる色
プルシャンブルー
Q4 光や空気感を表現するときに大切にしていること
余白
私はキャンバスの地を活かしながら一層塗りで描いています。
その際キャンバスの地部分は「余り」ではなく一つの要素として表現の一部として使っています。そのキャンバス地の余白が光や空気感を表しています。
Q5 作品に込める季節や時間帯のこだわりはありますか
特に意識していませんが、真夜中や真夏、冬などではなく、曖昧な時間帯や季節を描いています
Q6 風景を描きたいと思う瞬間は、どんなときですか
自然の美しさや恐ろしさを感じた時、絵画でしか表現できないことを考えます
Q7 今後描きたい、描き続けるだろう風景
自分にとってリアルであり、理想である風景

花房紗也香 「ピグマリオンとガラテア」 112×145.5cm 2026 油彩、アクリル、クレヨン、キャンバス
花房紗也香
1988 年 ロンドン生まれ。2012 年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業、2014 年 多摩美術大学大学院絵画科油画専攻修了。「内と外 」の関係性を室内と室外に置き換え、窓や鏡 、画中画のような「フレーム」を手がかりに作品を描く。中と外という異なる空間が壁によって完全に遮断されているのではなく、互いを行き来するようにひとつの画面上で柔らかに交錯する表現を試みる。自己の内在性と他者との関係を絵画の制作によって探求するこ とを目的としながら、同時に画面の内側と外側の双方を認識させるように観る人に働きかける。
◆主な展示歴:2021年 「窓枠を超えて」奈義町現代美術館(岡山)、2021年 「inside and outside」MARUEIDO JAPAN(東京) 、2018年 「Collecting time」Usine Kugler (ジュネーブ、スイス) 、2017年 「Sayaka Suzuki 」La Porte Peinte (フランス、ノワイエ)、2015年 「ARKO」大原美術館(岡山) など。
◆主な受賞歴:
2021年 第14回岡山県新進美術家育成 I 氏賞奨励賞
2018年 野村財団奨学⽣
2011年 シェル美術賞審査員賞
◆主な収蔵先:
第一生命保険株式会社
大原美術館
茅ヶ崎中央病院
Information
「7sceneries 2026」
■会期
2026年7月1日(水)→7月14日(火)
10時〜20時 ※最終日は16時閉廊
■場所
大丸東京店 10F ART GALLERY1,2
東京都千代田区丸の内1-9-1
入場無料
イベント詳細はこちら
※出展作品は会期前に売約済みになる場合があります。
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