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NEWS
2024.12.05
ARToVILLA主催展覧会「ARToVILLA MARKET vol.3 ―読んで 創って また読んで」を開催 / 「マンガ」をキーワードに、アートとの新しい出会いをお届け!
12月12日(木)~12月23日(月)の期間、東京・池尻大橋のOFS GALLERY にて「ARToVILLA MARKET vol.3 ―読んで 創って また読んで」を開催いたします。今年で3回目となる本展では、マンガをキーワードに、アートとの新しい出会いをお届けいたします。
身近なカルチャーとアートを接続させることで“日常にアートを楽しむ扉をひらく”キッカケを提供してきたARToVILLA。今回は「マンガ」をキーワードに、アートとの新しい出会いをお届けします。私たちにとって身近なカルチャーである「マンガ」。読んで感情を強く揺さぶられることもあれば、新たな気づきを得ることもある。マンガは、私たち一人ひとりの人生に大きな影響を与える存在です。それはアーティストにとっても同じこと。今回のARToVILLA MARKETの出展作家は、全員が創作の背景にマンガの影響がある作家たち。彼らのことをマンガという身近な視点から深く知ってみませんか。
出展作家は、酒井智也、篠崎理一郎、平沼久幸、星山耕太郎の4名。酒井はマンガやアニメ、アイドルといった推し文化などさまざまな要素を受け入れ、独自の発展を遂げる日本の現代文化を背景に陶芸作品を手掛けています。篠崎はマンガや数学を背景に、主にドローイングを軸に制作しています。平沼はマンガをはじめ、ポップカルチャーから影響を受けたシニカルな作風が特徴のイラストレーター。星山は多様なメディアから学んださまざまな表現手法を、マンガのコマ割りのようにコラージュして表現。
マンガが一つのルーツとなる作家と作品との出会いが、あなたの日常の一コマを彩ってくれることでしょう。
出展作家
酒井智也
自己の記憶、他者の記憶、時代の記憶などをテーマに、いくつかのシリーズを発表してきた。共通するのは、記憶と共にある「想い」を粘土とロクロ技法を通して、抽象的なイメージとして具現化することである。

酒井智也「ReCollection seriesまみさとも」19.5×20×27㎝ 陶
篠崎理一郎
1989年鹿児島生まれ。線やドローイング、コラージュの手法を駆使しながら、日常風景や心象状態を掛け合わせた作品を制作する。近年はトンボ鉛筆やYANASE、JOHNBULLといった企業・アパレルとのコラボーションアートワークのほか、TK from 凛として時雨をはじめとする音楽関連のイラストレーション提供、書籍装画など幅広いメディアを手掛ける。

篠崎理一郎「 Drifting record 7」42.4×34.8cm 紙、ボールペン、色鉛筆、蛍光ペン 2024年
平沼久幸
映画やポップカルチャーから影響を受けたシニカルな表現を得意とし、ファッションブランドやアパレル、百貨店、ファッション誌やウェブマガジンなどクライアント・活動は多岐にわたる。描き下ろしイラストを使用したシルクスクリーンワークショップをスタートし、日本各地で神出鬼没に展開中。またイラストレーションと並行し、自身の体験から生み出された“めまい”作品を個展などで発表している。

平沼久幸「B.K MEMAI No.1 (Take out )」32×42×3㎝ Water based ink,water based pigment on Paper bag
星山耕太郎
1979年生まれ。幼少期より絵を描くことに没頭し、少年マンガから影響を受ける。2003年多摩美術大学日本画科卒業。1枚のキャンバスに割り当てたコマ一つひとつを異なる描法で描き、独自のコラージュ表現をする。人それぞれが多層の顔をもち、他人の脅威となるような危うさを抱えて生きていることを暗示するような作品を手がけている。

星山耕太郎「64 Interractions」162×130.3cm キャンバスに油彩、アクリル 2023
全ての作品はこちらから
イベント情報
篠崎理一郎ライブドローイングイベント
日程:2024年12月14日(土) 16:30~
会場: OFS GALLERY(OFS.TOKYO内)
入場料:無料(事前予約不要)
詳細はこちらから
イベント情報
平沼久幸ライブシルクスクリーン
日程:2024年12月15日(日) 13:00~18:00 ※最終受付18時
会場: OFS GALLERY(OFS.TOKYO内)
参加費:1プリント 2,200円(税込)
※別途アイテム代:バンダナ 1,100円、トートバッグ 1,100円、ポーチ 550円(価格はすべて税込)
※数に限りがございます
※ご持参のアイテムにもプリント可能です
詳細はこちらから
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