- ABOUT
- 小林万里子

小林万里子
アーティスト
1987年大阪府出身、埼玉県在住。
多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻、2012年同大学院修了。織る、染める、編む、刺す、といったテキスタイル技法を用い多様な素材を組み合わせていく方法で、世界に存在する様々な結びつきを表現する。人と動物を分ける境界線としての肉体が土へと還る長い時間や、死してから他の生き物として命が再生する道のりを描くといったように、我々が「人」として生きる「今」という時間を繙きながら制作を行う。重層的に織りなされる色や形によって現れる混沌のイメージの中から、生命の本質的な姿を描き出すことを試みている。作品はこれまで、横浜市民ギャラリーあざみ野、宝龍美術館(中国)、「大阪・関西万博」アメリカ館などで展示されている。また、「Reborn-Art Festival 2021-22」、「Fuji Texitile 2022」などの芸術祭にも参加。